2024年4月13日から5月26日まで公開された「雪舟伝説」に、終了ギリギリ間に合いました。
子供のころに教科書で見た雪舟の水墨画(国宝)は、とても小さな作品でした。
この作品以外はほとんど知りませんでしたが、今回は多くの作品を見ることができました。
尾形光琳や伊藤若冲、円山応挙など多くの画家たちが雪舟の作品に影響を受けていました。
京都国立博物館の3階から1階まで、雪舟の作品や影響を受けた作家たちの作品が展示されていました。
1897年(明治30年)5月1日に「帝国京都博物館」として開館し、フランス・ルネサンスとバロック様式を取り入れた建築です。
現在、明治古都館は免震改修などの基本計画を進めるため、展示は行われていません。いずれ見られる日を楽しみにしています。
古いものと新しい建物が上手く融合した広い公園内の博物館です。噴水の前にはロダンの「考える人」がさりげなく置かれていますが、平成知新館へ向かう通路に背を向けて座っているので、なかなか気づかないかもしれません。
面白いことに、京都国立博物館の道路を挟んだ向かい側には1,001体の千手観音立像は全て国宝という「三十三間堂」があります。