久しぶりの長野 善光寺。
何度かナビの指示を聞き逃してしまったが、前に来たときより早く到着したと思う。
コロナ禍の影響でほとんど遠出をする事が無かったので、約3年ぶりの遠出。
なぜ、初冬に長野へ行ったのかというと車で行けるところで、まだ雪の影響がなく、日帰りでいける観光都市と言うキーワードで長野となった。
長野も広いので上田まで行くと帰りがきついので、手前の長野市に行くことに。長野市と言えば善光寺。
仕事柄、町の観察と言うのも大好きで、コロナ前であれば定期的に東京や名古屋へ行きデザイナーの仕事を観察していた。
善光寺表参道商店街のお店には、商品やパッケージ、フライヤーにショップの陳列、看板やのぼりにPOPとデザイナーが関わるさまざまなデザインを見る事ができる。
写真は、商店街にあったスタバ。地域の雰囲気に合わせて和風に演出されていました。古いお店と新しいお店が混在していてとても楽しい通りです。
朝、家を出たのが8時。
善光寺に到着したのが11時くらいでしたので約3時間くらいで到着。善光寺をお参りしてから早速お昼を食べる場所を探した。
この店に行くとは決めずに来ているので、商店街を下りながら店構えやメニュー雰囲気を確認しながら気になる店に入る。
外れることもあるが期待以上のほうが確率的に多いのでそうしている。今回も商店街を下りながら脇道に上記写真のような傘が演出された一角があり、飲食店や個性的なショップ等が立ち並ぶ商業施設「蔵楽庭(くらにわ)ぱてぃお大門」という場所でした。
商店街をさらに下った先のそば屋(十割そば 大善)が気になり入り、そばと天ぷら盛り合わせを選んで注文した。そばはとても美味しかったです。
ランチの後は、ちょっと休憩できる場所がほしいもの。
ランチの場所を探しているときにちょっと気になる看板を路地に見つけていたので、そこへ移動。
ただ、写真を見たとおり本当にこの先にお店があるのか半信半疑。写真では分かりませんが、突き当たりの左側が目的のカフェでした。
最近人気のカフェという雰囲気です。
とても古いビルを改装したお店でした。ある程度は古いままを残して新しい雰囲気を演出しています。ソファー席と勉強机的なテーブル席の雰囲気。
私は、カップルの多い真っ赤なソファ席を選んだので隣はカップル。壁には、地域の地図が手書きで書かれていて多分デザイナーが関わっている雰囲気がある。長野にはとても優秀なアートディレクターが多いので地域の発展に貢献しているのがよく分かる。
抹茶ラテと長野と言えばリンゴなのでアップルパイをいただきました。新小路カフェは、ランチもやっていたようなので次回はランチを食べてみたいですね。
美術館好きの私としては今回の旅での一番写真はこれ。
善光寺の仁王門の仁王像。高村光雲・米原雲海による阿形(あぎょう)。伝統的な日本彫刻には無い西洋的なスタイルで筋肉の表現が素晴らしく、足のアップを撮影しましたが生きているようです。
長野観光地善光寺は、商店街を散策するのもとても楽しい場所です。郵便局(下の写真)も町に溶け込むスタイルだったり、お店の外観がとても和風だけど和洋折衷的で美しい。時代を超えて共存している建築を見る旅はいつも心が洗われます。
新しいモノを生み続けるだけでなく、古いモノをどのように再生して共生していくのか。文化や工芸も含めて大切なガイドラインです。ちょっと説明的ですが、また来たい場所です。
長野は。。。