CanvaやAdobe Expressを使ってデザインに挑戦している方の中には、テンプレートや写真素材などのツールが豊富に揃っていても、どのように考え、どのように表現すれば良いのか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そんなデザイン初心者の方のために、基本となる7つの考え方をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
1. 着地点
デザインの目的を理解する
「なぜこのデザインを作るのか?」
デザインを始める前に、まずはその目的を明確にしましょう。誰に向けて、何を伝えたいのかを考えることが、良いデザインの第一歩です。目的がはっきりしていると、デザインの方向性がぶれず、効果的なメッセージを伝えることができます。
2. 見せ方
視線を誘導するレイアウトの基本
読みやすさとバランスを大切に
レイアウトは、デザインの骨格とも言える重要な要素です。視覚的な要素をどのように配置するかで、受け手の視線の動きが決まります。視線の流れを意識した配置や、余白の使い方に注意することで、情報が伝わりやすくなります。
3. 色
配色で感情を動かす
色の持つ意味を理解して活用しよう
色はデザインにおいて強力なコミュニケーションツールです。色彩の選択によって、デザインの印象や感情が大きく変わります。配色の基本として、メインカラー、アクセントカラー、背景色のバランスを考え、視覚的に調和のとれたデザインを作りましょう。
4. 書体
タイポグラフィの重要性
書体でメッセージを強調する
文字は情報を直接伝える手段であり、そのスタイルや配置によってデザインの印象が決まります。適切なフォント選びや文字間のスペース調整が、読みやすさやメッセージの伝わり方に大きく影響します。タテ組ヨコ組みを楽しめるのも日本語の魅力です。
5. 写真やイラストなど
素材の選び方と使い方
ビジュアル要素でデザインに命を
写真やイラストは、デザインの印象を大きく左右する要素です。素材の選び方一つで、デザイン全体のトーンやメッセージが変わります。素材のクオリティや解像度にも注意し、デザインの一貫性を保つために、統一感のある素材を選ぶことが重要です。
6. 文章
効果的なメッセージを作る
簡潔でインパクトのある言葉を選ぶ
デザインにおいて、コピーはビジュアルと同様に重要な役割を果たします。言葉の選び方や表現方法によって、デザイン全体の効果が大きく変わります。シンプルでわかりやすいコピーを作ることで、メッセージがより効果的に伝わります。
7. ブランドの一貫性
ブランドアイデンティティの維持
ブランドの個性を守り信頼を築く
どのようなデザインであっても、ブランドの一貫性を保つことが大切です。ロゴ、色、フォント、ビジュアルスタイルなど、ブランドを象徴する要素を統一することで、受け手に安心感や信頼感を与えます。ブランドの一貫性を守ることでブランド価値を高めることができます。