最近、仕事机の位置を変えました。
これまでは部屋の奥、蛍光灯だけで手元を照らしていたのですが、机を窓際に移動。横から自然光が入るように座ってみたのです。
レースのカーテン越しに届く光はやわらかく、手元も十分明るい。蛍光灯をつけなくても快適で、目にも優しい。なにより、ふわっとした光に包まれて仕事をするのが、心地いいのです。
もともと外出や散歩の習慣が少ない自分にとって、この「自然光を浴びながらの作業時間」はちょっとした革命でした。
調べてみると、自然光を浴びることで体内時計が整ったり、気分を安定させるホルモン(セロトニン)が出やすくなったり、睡眠の質にも良い影響があるそう。どうりで最近、ちょっと調子がいいわけです。
面白いのは、こうした変化が仕事のリズムや感覚の冴え方にもつながってきたこと。
色の見え方、ものごとのとらえ方、集中の持続──。どこか静かに、でも確実に、変わってきた気がしています。
大げさかもしれませんが、「光の質」が変わるだけで、体も心も、仕事の感覚も少しずつ整ってくる。そんな感覚があります。
もし似たように、なんとなく疲れやすいとか、気分が上がらない日が続いているなら──。
デスクに差し込む光ひとつでも、整ってくることがあるかもしれません。